子どもから「ママ大好き」と言われて喜びますか?それとも不安になりますか?私は後者です。ママ大好きと言われて、もしかして愛情不足なの?と思いましたか?5歳の娘が「ママ大好き」や「私のこと嫌いでしょう?」や「死んでもいい」と親としてとても心配になる発言をし、母親の私はとてもショックを受け、愛情不足のサインなのかと悩みました。このブログでは娘の発言や行動の様子、私のこれまでの子育てで愛情は不足していたのかを自分なりに考察した記事となっています。1事例ですが、悩めるママさんの参考になれば幸いです。
ママ大好きは愛情不足?ショック 娘が「死んでもいい」と言った
私には2歳と5歳の二人の娘がいます。2歳の次女はこれがイヤイヤ期かと納得のわかりすい絶賛イヤイヤ期が到来し、1日に何回「イヤ」と癇癪を起こしているかわかりません。
一方、長女はイヤイヤ期?あったかな?というくらいあまりイヤイヤした記憶はありません。どちらかというと育てやすかった子どもです。そんな長女ですが、年長 5歳11か月になったころから愛情不足のサインなのか、少し気になる変化がありました。具体的には以下のような変化がありました。
5歳の娘に現れた変化
ママ大好きと言う
最近は言う回数が減りましたが、以前は1日に何回も言っていたことがあります。長女はママっ子で、今でも寝るのは絶対ママの私がいいと言います。「ママ大好き」と言われて素直に受け取れない自分も歯がゆいですが、当時は「ママ 大好き 愛情不足」で検索しよく調べていました。
「ママ大好き」と言うシチュエーションはどんな時かと言うと
娘 「ママ」
私 「何?」
娘 「大好き」
私 「ありがとう、ママも娘のことが大好き」 ぎゅーみたいな流れでした。
私に余裕がないときは「何?」の言い方がキツイ時もありました。そんな時でも娘は「大好き」と言ってくれました。今思えば娘は「ママ大好き」と言うことにより私の愛情表現を確認したかったのではないかと思います。
私のこと嫌いなんでしょうと言う
長女と次女と私と3人で入浴して浴室からお部屋に戻ってきたときのことです。突然長女が泣き出し、
「ママとパパは私のこと嫌いなんでしょう」
と言ったのです。入浴中は何ら変わったことがなく楽しく遊んで会話して長女のことを怒ったりもしていません。私も突然のことでとても驚き、同時にショックを受けました。咄嗟に何でそんな風に思うの?と理由を聞いたら
「参観のときあんまり応援してくれなかったしあんまり褒めてくれなかった」
「私のほうがよく怒られるから」
「跳び箱も5段しか跳べないし」
「連続逆上がりもできないし」
と溜まっていたものを吐き出すように次々と理由が出てきました。
参観のときあんまり応援しなかったし褒めてくれなかったですが、参観日に夫と私の二人で行きました。先生がことわざの問題を出したり、みんなでピアニカを演奏する内容でした。参観なので、他の保護者も静かに見ている方が多かったのでうちだけ、声をあげて応援できないよと伝えると、小さな声でもいいから「頑張れ~」と言ってほしかったそうです。
あんまり褒めてくれなかったは、幼稚園から帰宅したときに「今日はよく頑張っていたね」と褒めました。ただ、娘は褒めてもらっていないと受けとっていたので、もっともっとたくさん褒めてあげればよかったと思います。
「私のほうがよく怒られる」に関しては確かに長女であるため次女よりは怒っていたのかもしれません。特におもちゃの片づけなどは次女がほとんど散らかしているのに片づけないときは長女が一緒に怒られる、長女が使っているおもちゃを次女が取ろうとしたときに「ちょっと 貸してあげたら?」などと怒ったことがあります。
「跳び箱も5段しか跳べないし」「連続逆上がりもできないし」は自己肯定感が低いのではないかと心配になり、色々と調べました。跳び箱は5段も飛べて、逆上がりもできるようになったと親は肯定的にとらえていましたが、長女は否定的にとらえ、それが原因で自分が親から嫌わているのではないかと思ったのです。
とにかく抱きしめようと思い、話を聞き、逆上がりや跳び箱に関しては頑張っていることを認め、
と言いました。
無視する
私が何か尋ねても返事をせずに無視をすることがあります。先日も幼稚園のお迎えに行き帰りの車の中で
「今日、どうだった?」と尋ねました。
2度、3度尋ねるも無視。自宅に到着して
私 「何で返事しなかったの?」
娘 「聞こえなかった」
反抗期のような言い訳です。私もカチンときて、
「もう話さなくていい!」と怒ってしまいました。すると泣き出す長女。
「質問してるのに、返事してくれなかったら悲しいな」と伝えるとちゃんと答えてくれました。
わがままを言う
イヤイヤ期がそれほど大変ではなかった長女ですが、わがままがひどいときがあります。「何かしよう」とか「もう終わりにしよう」と私が伝えると「イヤや~~」と駄々をこねます。5歳の反抗期なのか、私に甘えたいだけなのか、、どちらかだと思います。
感情を押し殺して泣く
怒られたあと、以前だと「エーン」と泣いていたのが、感情を押し殺して泣くようになりました。少し静かに泣いたかと思うと本棚の前に座って一人で本を読み、そのあとに床を叩いて声を押し殺して泣いていました。
私がどうしたのか聞いても「何でもない」といい、言ってくれないのも気になります。そのような泣き方をするときはただ怒られたときではなく、私にもっとかまってほしかったんだけど、私があんまり構わなかったときに多かったです。
私なんか死んでもいいと言う
ある日の夜、長女と次女と私と3人で2階の寝室に上がっていたときです。2階の廊下でいきなり長女が座りこみました。廊下が暑かったので、早く部屋に入ろうと促しますが動きません。私は先に寝室に入り、寝室から長女が見える状態で早く部屋に入るように促しました。すると
長女「私が熱中症で死んでもいいんやな」と言ったのです。それで私がすぐに長女に手を差し伸べるなりして部屋に入れたらよかったのかもしれませんが、「死」という言葉が長女の口から出たことがショックで動揺していました。
すると長女が自ら入ってきて
「私なんて死んでもいい」と言ったのです。
私 「死ぬなんて何で言うの?」
長女「だって、私、死んだおじいちゃんに1回も会ったことないし」
「私なんて〇〇できないし」
「今日はママと会える時間が少なくて寂しかった。今日はママが仕事でお迎え遅かった。お風呂もパパと入ったしもっとママと会いたかった」
と嗚咽しながら一生懸命話してくれました。確かにその日はパートの日で保育園のお迎えも17時30分、お風呂も子ども達は夫と一緒に入りました。寂しさから私の愛情を確認するような行動をとっていたのです。私と長女の思いは以下のように掛け違えていました。
長女 廊下に寝転ぶ 抱っこや手をつないで部屋に入れてほしかった
私 5歳の子どもを抱っこするのものなあ。口で部屋に入るよう伝えよう
寝室に上がる少し前、1階で次女に仕上げ磨きをしたあとに、うがいをするのを嫌がったので私が次女を抱っこし、洗面所に連れていきました。その様子をみて自分もママが困ることをしたら抱っこしてもらえるのではないかと思ったようです。
別の日も次女の手をつないで洗面所に連れていこうとしたら長女がぽつり
「私もそうやって手をつなぎたいねん」と。
そのあとは長女と手をつないで寝室に行きました。寂しさから、私の愛情を確認する行動をとり、「死ぬ」という言葉まで出てしまいました。特に仕事の日は短時間でもいいのでスキンシップをとったりして長女と向き合う時間を作ろうと思います。
5歳の長女にママからの愛情は不足していたのか?
長女に対し愛情を十分に注げていたのか、私なりに考えてみました。二つの理由から愛情が十分ではなかったのではないかと思います。一つは「上の子可愛くない症候群」、もう一つは「褒め方が足りなかった」です。
初めての子どもで、必死すぎて0歳くらいのときは可愛いと思える余裕がありませんでした。ただ、1歳くらいからは私も育児に少し慣れてきて可愛いと思える余裕が出てきました。
特に可愛かったのが2歳のときでした。次女が産まれるまでは、ほんとうに可愛かったです。長女が2歳11か月のとき、次女が産まれました。そのときから長女に対する可愛さが変わってしまいました。いわゆる「上の子可愛くない症候群」に陥ってしまったのです。
上の子可愛くない症候群
あんなに可愛かった長女のことが次女を出産してから全く可愛いと思えなくなってしまったのです。本当に突然でした。出産翌日に長女が見舞いに部屋にやってきました。
全く会えて嬉しいという感情はなく、違和感を感じました。何で私、こんなに長女のことが可愛くなくなってしまったんだろうと、陣痛で病院に来たときに夫と私と長女の3人で撮った写真を見ながら何度も泣きました。「このときは本当に可愛かった。出産してから何で私はこんなに変わってしまったんだろう」と。
ネットで検索すると「上の可愛くない症候群」なるものがあるようでたくさんのお母さんが悩まれていました。
退院してから、長女と次女と私の3人で自宅で過ごす日々が始まりました。長女と2人のときは何かしら毎日児童館や支援センターに出かけていました。しかし、出産後は新生児がいるためどこにも行くことができません。慣れない2人育児や産後の疲れもあり、可愛く思えない長女と自宅で過ごす日々は苦痛でした。叩いたりはしませんでしたが、毎日怒ったり無視したりイライラしていました。
長女自身が変わってしまった私にショックを受け、とても辛かったと思います。
3歳8か月で長女はこども園に入園しました。入園してからは子ども園に行っている間は私も穏やかに過ごすことができていましたが、帰ってくる時間が近づくにつれ憂鬱になったりしました。娘には申し訳ないことをしたと思います。
いつからかははっきりとは覚えていませんが、少しづつ上の子可愛くない症候群はましになってきました。しかし完全には終わっていないと思います。
長女と次女、2歳と5歳で年齢的な違いもあるかもしれませんが、次女のほうが可愛いと思えてしまいます。口がどんどん達者になる長女、一方、次女はイヤイヤ期ながらもまだまだ可愛さが残る2歳。次女には心から笑顔になれますが、長女にはあまり笑えません。
表面上は平等に接しているつもりで、手を挙げたり育児放棄をしたこともありません。ふつうに育てています。ですが長女はそんな私の気持ちを見抜いて自分にもっと愛情を注いでほしいと感じているのだと思います。
褒め方が足りない
褒めるときは結果だけではなく頑張った過程も褒めていました。しかし、長女は「私なんてどうせ○○やし」や極度に失敗を恐れ、頑張った自分を認めません。また、「このことはパパや先生に言わんといて」と何でもないことを秘密にしたがります。
長女のように、自己肯定感が低いのは親があまり褒めなかったから、親の愛情不足だからといった記事を目にしたことがあり不安に感じたこともあります。
もっと大げさに褒めたほうがよかったのか、次女が産まれてからは「もうお姉ちゃんやからできて当たり前」と思い、あまり褒めなかったことはあります。
幼稚園から帰ってきた後片付けも長女は当たり前にできるので褒めません。一方、次女は全然しないので私も言い聞かせたり怒ったりして次女に手がかかります。少しのことでもいい方向にとらえて大げさに褒めていこうと思います。
いつまでもママ大好きと言われるように心がけたいこと
ママ大好きと言ってもらえるように長女に接する際に、日頃から気にはなっていたけどなかなか改善できなかったことを意識して気をつけていこうと思います。
子どもの話はしっかりと最後まで聞いてあげ気持ちに共感するようにしたいです。子どもがする話って結局「何がいいたいの? で?」って思うことがありませんか。
私の性格がせっかちなので、話の途中でつい私が結論を言うと長女が「違う~ だから~」ということがあります。子どもだけじゃなく大人もみんなただ話を聞いてほしいときがありますよね。何の答えも求めていない、ただ、話を聞いて、共感してほしいときが。
私が夫にただ愚痴を聞いてほしいだけで話をしたのにずばっと正論とか結論を言われると腹が立つのと一緒で、私も子ども達に同じことをしていたんだなと思います。
長女は「どうせ私なんて」や失敗することを極度に恐れます。また人から笑われることが苦手です。来年小学生になります。環境も変わり、きっと挫折することも多くなると思います。そんなときでも大げさなくらい、挑戦した過程を褒めてあげてありのままの自分を受け入れられ「私なんて」という言葉が出ず自己肯定感を高められるように関わっていってあげたいと思います。
最後はいちばん大切なことだと思います。それは1日1回のスキンシップです。今でも寝る前にギューや、手をつないで寝たりします。それを長女が大きくなっても継続していきたいと思います。
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おわりに
このブログは私のもやもやした気持ちを整理したいのと同じような状況に陥っているママさんの参考になればと思い書かせていただきました。娘が出したサインをキャッチし、今後適切に対処していこうと思います。最後に一つ書かせていただきたいのは子どものことでこんなに悩む人は決してダメなママ、悪いママではないと思います。子どものことで悩み、考えぬいているのですから。それだけでも十分子どもに対する愛情はあると思います。子どものことをどうでもいいと思う人は悩みません。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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