7歳になった長女は事あるごとに「どうせ私なんて」と自分を否定するような発言をします。そのような発言を耳にすると親としては戸惑い心がざわざわとします。今回は子どもが「どうせ私なんて」と言ったときに私がかけた言葉と娘の反応について書いていこうと思います。
どうせ私なんてが口癖の7歳の長女にかけた言葉 号泣する長女
長女は繊細で傷つきやすく、プライドが高い。自分に自信もあまり持てないようです。そんな長女が「どうせ私なんて」と言いました。我が家では決して珍しいことではありません。5歳のときには長女が「私なんて死んでもいい」と言ったことがあります。そのときのことは以下の記事でまとめていますので興味がある方はご覧ください。
ママ大好きは愛情不足?ショック 娘が「死んでもいい」と言った
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母親の私の反応も余裕があるときはしっかりと話を聞いてあげますが、余裕がないときはスルーすることもあります。今回の出来事は寝る前、寝室でのことです。
ことの発端は私が注意したことでした
3人の娘と寝るために寝室に上がりました。本でも読んで寝ようかとしていたとき、長女が0歳の三女の脱げたズボンを三女の頭に被せてけらけらと笑い転げていました。ズボンを邪魔そうに頭から取る三女。また三女の頭に被せる長女。3,4回繰り返したところで「もう嫌がってるしいい加減にしなさい」と長女に注意しました。怒鳴るとかではなく冷静に言いました。
その私の一言で長女の態度が一変しました。
ベッドの上から冷たいフローリングの床に降り、「ここで寝る ここで寝たらいいんでしょう」と言います。私が注意したことが気に入らないのかなと思い、ベッドに上がるように促し次女と本を読んでいました。そのうち次女に読んでいる本が気になるのかベッドの上には戻ってきましたが、布団を頭まですっぽりかぶって時折こちらを見ています。次女の本を読み終わり、長女にも好きな本読んであげるよと言うと
「どうせ私なんていないほうがいいんやろ」と長女が言いました。私は一瞬凍り付いてしまいましたが、表面上は冷静を装って静かに長女の話を聞くことにしました。
長女が「どうせ私なんて」と思う理由
何故、「どうせ私なんて」と思うのか理由をゆっくり聞くことにしました。
長女が話した理由は
・家族に迷惑をかけている→具体的な理由は曖昧ではっきりとしませんでした。もちろん何の迷惑もかけられていません。
・ダンスしか得意なことがない 褒めてもらうことが他にない→最近始めたチアダンスの発表会が近く、ダンスの練習を一生懸命しています 勉強も学校も他の習い事も頑張っています。
そしてもう一つの理由は
「寝る前にママと手をつないでもらえないから・・」
というものでした。我が家では授乳中の三女に添い乳をしながら寝かすため私の左側に三女、右側は偶数日は長女、奇数日は次女が寝ます。この日は奇数日で長女は私の隣に寝れません。手をつなげないわけではないのですが距離が遠く私の手がつってしまいます。
「どうせ私なんて・・」と言った理由を聞きましたがどれも取るに足らない理由です。最後のママと手をつないでもらえないというのを聞いて、私の隣で寝れない日なので寂しさや不安、私への甘えから言ったのかなと思いました。
長女にかけた言葉
長女の話を否定も肯定も相槌もうたず遮らずに聞きました。私自身の動揺する心を落ち着かせたかったのもありますが。長女の話を聞き終わって開口一番、
「うん。わかった、でも○○(長女の名前)はそのままでいいねんで。っていうか、そういう拗ねやすいところママに性格そっくりやわ」
と話すとわーんと長女は大号泣しました。
そして、手をつなぎながらゆっくり話をしました。
「あなたはありのまま、そのままでいい。そのままの○○が好き。全て受け止める。今も迷惑かけられてるなんて全然思ってないけど、親子なんやし、どんと迷惑かけてや。ダンスだけじゃなく、勉強も学校も色々頑張ってる。褒めるところはたくさんある。好奇心旺盛で新しいことにどんどんチャレンジしている、絵が上手、本をたくさん読む、ママに手紙を書いてママ好きと言ってくれる。なっ?褒めるところは、ぱっと思いつくのだけでこれだけ出てくるんやし自信もって。前から言ってるけど、ママは○○の味方やしな」
うろ覚えですがこんな感じで声を掛けました。長女の認められたいという承認欲求を満たしてあげて自信を持ってほしいという願いを込めて話をしました。長女は
「うん ありがとう」
と言って私の手を握りながら眠りにつきました。
今回は甘えたいからつい言ってしまった「どうせ私なんて」だといいのですが自分自身のことを好きでいてほしい、大事にしてほしいと勝手な親心ですが思ってしまいました。
自分に自信がもてない長女
またあるときはこんなことがありました。寝る前に長女と次女が「ママ大好き」と言ってくれたので、二人の名前を言って「ママも大好き」と言いました。すると長女の態度が突然変わり、
「どうせ私なんてママが好きなランキング101位くらいやろ」と言うのです。私は子ども達は皆平等に好きで子ども達3人は1位だと伝えています。何故そんなことを言うのか聞きました。
すると長女は
「自信がない。可愛くもないし、賢くもないし、好かれてると思わない」と。
自分の子どもを条件付きで好きになったり嫌いになったりしないよ。例え、長女が可愛くなくても賢くなくても(可愛くて賢いけど)嫌いになることはないし好きだよと伝えました。自分が愛されている、好かれている自信がこんなにもないのかと私のこれまでの関わり方が原因なのか悩みます。
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おわりに
繊細で傷つきやすい長女。小学生になってますます長女の言動にドキッとすることがありますが、できる限り言葉の裏側にある娘の気持ちを汲み取って受け止めてあげられたらなと思います。そして何か一つでいいからすごく自信をもてることができればそこを伸ばしてあげられたらなと思います。私の拙い心情を吐露しただけの文章を最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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