通常、株式や投資信託で得られた利益には課税されますが、年間80万円までの投資額に限り利益に課される税金が非課税となるジュニアNISAの制度が2023年で終了となります。2024年以降は口座開設、投資商品の新規購入ができなくなります。しかし、18歳になるまでは非課税枠での運用ができます。なのでなるべく早めに口座開設をして2023年末までに非課税枠で株式や投資信託などを購入し運用を始めることがジュニアNISA活用のポイントとなります。
ジュニアNISAの口座開設は難しいの?→いいえ。全く難しくありません。私には7歳、4歳、1歳の3人の子どもがいます。遅ればせながら2022年6月やっとジュニアNISAの口座開設を楽天証券オンラインで行いました。手続きはとても簡単です。画像付きで口座開設の方法や流れ、また、2024年以降ジュニアNISA制度はどう変わるのかをわかりやすくお伝えしたいと思います。
まだジュニアNISA口座を開設していない人は当記事を読みながらすすめてみてくださいね。口座開設は無料で行え国内株式、投資信託は買付手数料が無料です。
ジュニアNISA 子ども3人楽天証券で口座開設
いつか作ろう、作ろうと思いながら後回しにしてたいたジュニアNISAの口座開設。ふと気づくともう制度が2023年で終了するというではありませんか!思い立ったが吉日。すぐに口座開設することにしました。どこで開設しようかと考えて、そこは悩むところじゃない!とすっぱりと楽天証券で開設することに決定しました。理由は生活費決済のメインカードが楽天カード、スマホも楽天モバイルなど楽天経済圏で生活していたからです。
ポイント
ジュニアNISA口座は1人1口座のみで一度開設すると、他の金融機関に変更することはできない(どうしても変更したい場合は口座を廃止して新しく作ることになり、過去の利益に課税されます)ので貯まるポイントや取扱い商品などで検討してください。
どこで開設するか選ぶポイントについては下記の記事がわかりやすかったので参考にしてください。
ジュニアNISAにおすすめな証券会社5選 運用するメリットと口座開設の流れを紹介
ジュニアNISAとは(2023年終了)
改めてジュニアNISAについて簡単にまとめました。
ジュニアNISAとは2016年から始まった子どもの教育資金や資産形成を目的とした非課税で投資をできる国の制度です。残念ながら2023年末で制度の終了が決定しています。
ジュニアNISAとは
・株や投資信託などで得られた利益に対する税金が非課税になる
・年間80万円の枠は翌年への繰り越しや再利用はできない
・ジュニアNISAの口座開設、新規買い付けは2023年末まで
・損益通算はできない
・18歳までの払い出し制限があり、非課税の恩恵がなくなる
順番に詳しくみていきたいと思います。
株や投資信託などで得られた利益に対する税金が非課税になる
簡単に言うと、通常株や投資信託で儲かったら儲かった利益に対し、20.315%分の税金をとられるのが非課税=税金とりませんよ。利益はそっくりそのまま自分の取り分になるということです。
株や投資信託で儲かるとは、どういう場合なのか2つのパターンがあります。1つ目は売却益です。例を挙げます。100円で買った株が150円に値上がりして、売ったとします。1株50円の利益が出ました。100株持っていたとします。
売却益
50円(一株当たりの値上がり額)×100(株)=5000円(売却益)
通常の口座でしたら、この5000円に対し20.315%が課税されます。ざっくり計算すると2割引かれるので利益の取り分は4000円くらいに目減りします。税金だから仕方ないとはいえ、利益が減るのは嫌ですよね。ジュニアNISAはこの利益に対して課せられる税金が非課税となります。5000円利益が出たら5000円がそのまま自分のものになるんです。
もう一つの儲かるパターンは配当金で得られた利益です。株式を購入して持っていると年に2回または1回、その企業から業績に応じた利益の一部が還元され、それを配当金といいます。(配当がない企業もあります)それが配当で得られた利益となります。
また例を挙げて説明しますね。一株1000円の株を持っていて、30円の配当が出たとします。100株持っていたとして、
配当金
30円(一株当たりの配当金)×100(株)=3000円
売却益と同じようにこの3000円が利益とみなされ、通常2割税金でひかれ2400円となるところがジュニアNISAでは非課税となり、3000円がそのまま取り分になります。
非課税になるのは1年(1月~12月)間に80万円までの購入枠の範囲内でとなります。12か月に分けて1か月66000円づつ投資してもいいし、年4回に分けて20万円づつ投資してもいいし、年間80万円までなら自由にスケジュールを設定して投資することができます。
ただし、12月までに80万円の非課税枠を使いきれなかったとしても翌年には繰り越すことはできませんので注意してください。次で詳しく説明します。
年間80万円の枠は翌年への繰り越しや再利用はできない
年間80万円の非課税枠は繰り越しも再利用もできません。どういうことか説明しますね。まず繰り越しですが、年間というのは1月~12月までとなり、12月末までに80万円の枠を使い切らなかった場合でも翌年には繰り越しはできないということです。
例を挙げると
1年目に 70万の枠で投資した(10万円の枠は使わなかった)
↓
2年目は2年目の80万円の枠のみ(1年目の残り10万円の枠は繰り越せません)
1月から投資しても6月から投資しても年間というのは12月末までなので80万円の枠を無駄なく使いきれるように計画的に投資スケジュールを立てましょう。
ちなみに私は6月に口座開設して8月から投資したので初年度2022年は8月から12月の5か月で80万円の枠を使いきれるように月16万円のスケジュールを組みました(;^_^A
次に再利用ができない点についてです。例えば80万円の枠を使い切った時点で10万円分の株なり投資信託なりを売ったとします。10万円分売って枠が空いたからまた10万円分を購入しようというのはできませんということです。80万円の非課税枠は一度購入して使うとその後売却しても再利用はできません。もし80万円の枠を超えて投資する場合は出た利益に対し課税されます。
ジュニアNISAの口座開設、新規買い付けは2023年末まで
ジュニアNISAの制度は2023年末で終了となります。よって口座開設も2023年までとなります。少しでもジュニアNISAでの運用を考えている人は取り急ぎまずは口座を開設しましょう。口座開設には2~3週間かかるのでその間に何に投資するか検討することもできます。
開設できる口座数は一人1口座のみで一度開設すると他の金融機関に変更することはできません。どうしても変更したい場合は口座を解約して新たに作り直すことになり、解約した口座で得られた利益に対してさかのぼって課税されます。
尚、成人年齢の引き下げに伴い2023年は0歳から17歳までの人が口座開設でき、18歳、19歳の人は対象外となるので注意してください。2022年度は1月1日時点で19歳以下の人が対象となります。
新規に買い付けできるのも2023年末までとなります。今(2022年)から始めれば1年間80万円なので制度終了までに最大160万円は非課税で運用できることになります。
買い付けができる間は無理のない範囲で投資をしておきましょう。何故なら、2024年以降は5年間の非課税期間終了後も18歳になるまでは引き続き非課税で保有できるという大きなメリットがあるからです。(ロールオーバーの手続きが必要
損益通算はできない
メリットばかり書いてきましたがデメリットもあります。それは損益通算ができないことです。また難しい言葉が出てきましたね。安心してください。なるべくわかりやすく説明したいと思います。尚、ジュニアNISAや積み立てNISA、一般NISAなどの非課税枠を活用した投資のみをしている人には関係のないデメリットなのでここは読み飛ばしてください。
デメリットは一般口座や特定口座など課税口座での運用をしている人にのみ関係があります。課税口座でも利益が出ることがあれば当然損失が出ることもあります。もし損失が出たとき、出た利益から損失を引き課税される利益を少なくすることによって税金を安くすることができます。節税ですね。それを損益通算といいます。損益通算は異なる証券会社間でもできます。
その損益通算がジュニアNISAではできません。また損失を最大3年間翌年に繰り越しできる繰り越し控除もできません。
18歳までの払い出し制限があり、非課税の恩恵がなくなる
18歳までの払い出し制限はジュニアNISAの最大のデメリットかもしれません。でも安心してください。このデメリットは2023年度末でなくなり、2024年からは払い出し制限も撤廃、非課税での払い出しも可能となります。詳しくはこちらで解説しています。
2023年末までは18歳になるまで払い出しが行えません。どうしても払い出しをする場合は口座は廃止、利益に対し課税され非課税の恩恵も受けられなくなります。
ジュニアNISAは大学入学時に資金を準備できるようにと18歳までの払い出し制限が設けられています。しかしながら中学や高校から私学に通ったり、塾や予備校で多額の資金が必要となり、18歳までにジュニアNISAから払い出しを行わなければならない状況となることも十分考えられます。子どものための教育資金の準備のための制度なのに非常に使い勝手の悪い制度だともいえます。
ジュニアNISA 2024年以降どう変わる?メリットが多い
ここまで簡単にジュニアNISA制度について書いてきました。では制度が終了する2024年以降はどう変わるのでしょうか。ポイントをまとめていきます。
ジュニアNISA2024年からの変更点
・18歳になるまでは非課税で保有しつづけることができる
・2024年以降は年齢、理由にかかわらず全額を非課税で払い出すことが可能になる
18歳になるまでは非課税で保有しつづけることができる
2023年以降、5年間の非課税期間終了後は18歳になるまではロールオーバーすることで非課税で保有し続けることができます。ロールオーバーは手続きが必要でジュニアNISA口座を保有している銀行や証券会社から案内が届くので忘れず手続きを行うようにしましょう。ロールオーバーする額に制限はなく時価が80万円を超えていても全額非課税で保有することができます。
利益が出ているなら大きなメリットになります。18歳になるまで利益を伸ばしながら長期投資し、18歳と言わず必要となったときに非課税で払い出すことができます。ただし、払い出しをするときは全額払い出しのみとなり、口座は廃止となります。
2024年以降は年齢、理由にかかわらず全額を非課税で払い出すことが可能になる
必要となったとき理由を問わず非課税で払い出すことができる、この点も2024年以降大きく変わる点となります。
2023年までは災害などのやむを得ない理由を除き、原則18歳まではジュニアNISA口座からの払い出しはできません。払いだす場合は利益に課税され、ジュニアNISA口座は廃止となります。それが2024年以降は全額払いだし、口座廃止という条件付きではありますが、非課税でいつでも払い出すことができるようになります。
以上2つの変更点によりかなり使い勝手のいい制度になったジュニアNISA。ジュニアNISAは2023年度で廃止となりますが2022年の今からでも運用を始めたら十分メリットはあるのではないでしょうか。
ジュニアNISA制度について理解はできたでしょうか?ざっくりとした内容でしたが概要はつかんでもらえたのではないかと思います。
ジュニアNISAの口座開設をしてみよう(楽天証券 画像付きで開設)
では実際にジュニアNISAの口座開設をしてみましょう。難しくないので安心してついてきてくださいね。
口座開設で得するには
ポイントサイトを経由せずに、公式サイトから申し込む方は下記をクリックしてください。
注意ポイント
大前提として、どこの証券会社でもそうですが、子どものジュニアNISAの口座を作るためには親の口座も作る必要があります。また、ジュニアNISA口座を開設するためには未成年口座の開設も必須となっています。
流れとしては下記のようになります。
step.1
親または未成年後見人の総合取引口座を開設する
step.2
子ども名義の未成年口座を開設する
step.3
ジュニアNISA口座を開設する(未成年口座開設申し込みと同時にできます)
すでに保護者名義の口座をお持ちの方はステップ1を飛ばしてステップ2からすすめてくださいね。ステップ2の未成年口座を開設する際に同時にジュニアNISAの口座も開設することができます。
尚、ジュニアNISA口座で実際に取引ができるようになるには、税務署の審査などがあるので申し込みから2~3週間かかります。
ステップ1 親または未成年後見人の総合取引口座を開設する
親の総合取引口座を開設するのにも本人確認書類が必要です。次のようなものが本人確認書類として使用できます。
・運転免許証
・個人番号カード
・健康保険証
・パスポート
・住民票
本人確認書類として使用できるかの確認や注意事項はこちらをご覧ください。
1 メールアドレスの登録
画面右上の口座開設ボタンをクリックする。
楽天会員かどうか聞かれます。楽天会員でない場合、楽天会員への登録が必要となります。楽天会員の人はそのまま 楽天会員の方ボタンをクリックしすすむ。
楽天会員でない人は 楽天会員でない方ボタンをクリックし楽天会員登録にすすむ。楽天会員登録方法はこちらをご覧ください(登録もこちらで行えます)
楽天会員のユーザーIDとパスワードを入力してログインする。
メールアドレスを入力し、同意のうえ、送信するボタンを押す。
入力したメールアドレスに届いたメールのURL(手続きはこちら)をクリックして申し込み手続きをすすめる。
国籍を選択します。
2 本人確認を行う
本人確認書類の提出方法
・スマホで本人確認
・画像アップロードによる本人確認
のどちらかが選べます。スマホを持っている、運転免許証か個人番号カードを持っているなら手続きが早くすすむ「スマホで本人確認」による本人確認がおススメです。
本人確認書類の選択をします。
画像アップロードによる本人確認
運転免許証、個人番号カード以外の本人確認書類で本人確認をしたい、パソコンから本人確認書類をアップロードしたい人は「画像アップロードによる本人確認」で本人確認をしてください。(上の画像だと、「上記以外の本人確認書類で提出したい方」「またはパソコンから提出したい方はこちら」をクリックしてください。
ここから先は「スマホで本人確認」による本人確認の方法を説明します。「画像アップロードによる本人確認」のやり方はこちらをご覧ください。
スマホで本人確認の流れ
運転免許証か個人番号カードのどちらかを選択したらスマートフォンで画面に表示されたQRコードを読み取ります。スマホ画面上のQRコードを読み込む方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
最初に本人確認書類を、その次に申込者本人の顔写真の撮影を行います。
本人確認書類の撮影手順へのボタンをクリックする 案内に添い、表面、裏面、斜めの写真を撮ります。撮影は自動で行われます。きっちりと枠内に収めないとなかなか撮影がされず時間がかかりました。
次に申込者本人の顔の写真撮影に移ります。顔を枠内に収めてくださいや、顔を近づけてくださいととガイドされるので言われるとおりにしてください。
注意
顔写真の撮影は自宅ですることが多いと思いますが、アップロードしたら証券会社の人に見られる写真なので申し込む前に最低限メイクや髪型は整えておいたほうがいいかもです。(私はすっぴん、シミ、クマだらけの顔、パジャマで自分でびっくりしたことがあったので)
3 本人情報の入力を行う
住所や生年月日、氏名などの本人情報を入力します。
「スマホで本人確認」を行った人はログインパスワードを自分の好きなものに設定できます。「画像アップロードによる本人確認」を行った人はログインパスワードは後日郵送で送付されます。(任意のパスワードへの変更可能)
4 審査通過でログインIDが送付される
ここまでの手続きをしたら楽天証券側で口座開設の審査が行われます。「スマホで本人確認」を行った人は翌営業日にメールにてログインIDが送付されます。
「画像アップロードによる本人確認」を行った人は5営業日以降に郵送で初期パスワード、ログインIDが送付されます。
5 初期設定を行う
ログインIDとパスワードを入力し、初期設定を行います。初期設定を行わないと取引ができないので注意してください。初期設定の方法についてはこちらをご覧ください。
初期設定完了後、マイナンバーの登録を行うと取引ができるようになります。(本人確認でマイナンバーカードを提出した人は記載不要)
以上で親の総合口座の開設は終了です。お疲れ様でした。ここまでくればもうあと一息です。続いて、子どもの未成年口座、ジュニアNISAの口座を開設していきましょう。
ステップ2 子ども名義の未成年口座を開設する ジュニアNISAも同時に申し込み
ジュニアNISA口座を開設するためには子ども名義の未成年口座も開設する必要があります。
未成年口座を開設する前にあらかじめ必要な書類を準備しておきましょう。必要な書類は以下になります。
子どもと同一住所の場合
・世帯全員が記載された住民票の写し(コピー可)
住民票には以下の点が必須となります。
①子どものマイナンバーの記載があること
②申込者と子どもの氏名、生年月日、続柄の記載があること
③発行から6か月以内であること
④発行元印が鮮明であること
子どもと別住所の場合
・子どもの住民票の写し(コピー可)
・戸籍謄本または戸籍全部事項証明書(コピー可)
・親権者の本人確認書類
住民票に必須となる項目は子どもと同一住所のときと同じです。
必要な書類が準備できたら早速お子さんの未成年口座、ジュニアNISAをまとめてさくっと作っていきましょう。
1 親の総合口座にログインする
画面下部の未成年口座お申込みへをクリック
ログインIDとパスワードを入力し、ログインをクリック
家族構成の選択をクリック
画面下部の口座名義人(お子様)の情報の入力へをクリックし情報を入力する 入力できたら次に進むをクリック
2 子どもの情報を入力
子どもの氏名、性別、生年月日、婚姻状況などを順番に入力します。
納税方法の選択ができます。特定口座、源泉徴収ありなら投資で得られた利益に対して課せられる税金は全て証券会社が納税してくれます。特定口座、源泉徴収あり以外を選んで年間で20万円以上の利益が出た場合は自分で申告書を作成して納税する必要があります。
画面の下の方に上記のようにジュニアNISA口座を開設するかどうかを選択できるので開設するほうを選択しておきましょう。親権者同意をしたら必要書類のアップロードになります。
3 必要書類のアップロード
必要な書類は家族構成により異なります。必要な書類についてはこちらをご覧ください。子どものマイナンバーを登録したら手続き完了です。マイナンバーの登録方法についてはこちらをご覧ください。
私はコンビニで取得した住民票をスマホで撮影してアップロードしました。手続き完了後、5日~1週間で取引に必要なIDとパスワードが郵送されます。
初期設定のパスワードから任意のパスワードに変更したら未成年口座での取引は可能になります。ジュニアNISAで取引できるようになるまでは税務署の審査があるので10日~2週間ほどかかります。
4 ジュニアNISA開設の流れ
未成年口座開設と同時に申し込みをして2週間くらいで開設できました。申し込みをしたら送られてくる書類をチェックし必要事項を記入し返送したらあとは待つだけです。
このような流れで進みます。進捗状況はマイメニュー→お客様情報一覧 基本情報・マイナンバー・口座(NISA 特定 未成年)→お取引口座(NISA口座)→NISA口座の詳細→ 履歴をクリックすると日付入りの進捗状況が確認できます。
ジュニアNISA口座開設 まとめ
長々と書いてきましたが、最後にジュニアNISAの口座開設のまとめをしたいと思います。
ジュニアNISAまとめ
・ジュニアNISAは子どもの教育資金や資産形成のために年間80万円までの枠で株や投資信託などの投資で得られた利益に対する税金が非課税になる国の制度だが、2023年で終了となることが決定している
・ジュニアNISA口座開設できるのは2023年末まで 2022年に開設したら合計160万円、2023年に開設したら合計80万円の非課税枠で投資商品を購入できるが2024年以降は新規購入はできない
・2023年末までは18歳まで払い出し制限あり(払い出す場合は過去の利益に課税され口座は廃止)
・2024年からは、5年間の非課税期間終了後もロールオーバーの手続きをすることにより18歳までは非課税で保有し続けることができる。また払い出し制限がなくなりいつでも払い出しができる(全額払い出し、口座廃止のみ)
・ジュニアNISAは銀行や証券会社などどこの金融機関でも開設できる 金融機関により取扱い商品や貯まるポイントが違う 口座は一度開設したら前口座を廃止しない限り変更はできない
・ジュニアNISAの口座を開設するためには親の口座開設も必要
制度終了まで1年半をきりました。ネット証券なら手続きは全てオンラインで行え手続きもとても簡単です。18歳まで非課税で運用できる恩恵を受けるためにはまず口座開設をしておきましょう。
口座開設はもちろん無料、ジュニアNISAでの国内株式買付手数料、投資信託買付手数料も無料です。
おわりに
ジュニアNISA制度の概要、2023年制度終了後2024年以降はどう変わるのか、口座開設の方法について書いてきました。いかがだったでしょうか。私もいつかやろうやろうと後回しにした結果、いちばん上の子どもは8歳になってしまいました。思い腰を上げて2022年6月やっと3人の子どものジュニアNISA口座を開設しました。当初なら5年で終了していた非課税期間が18歳までと大幅に延長されたことで2022年から始めてもメリットはあると感じています。運用成績なども随時更新していきたいと思います。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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