京都で子連れで行ける穴場スポットを探していますか?子連れで行くとなるとあまりに有名なところや人気のあるところだと混雑していたり待ち時間が発生してあまり楽しめない傾向があります。そこでこの記事では、我が家の小学生と未就学児を連れて1年間で10回以上は通った子連れで行ける穴場スポットをご紹介したいと思います。親子ともに楽しめますのでこの記事を読んだら是非行ってみてくださいね。
京都 子連れで行ける穴場スポット 520円の入場料が無料になる方法
京都にあって子連れで行ける穴場スポットとは「京都市青少年科学センター」です。
京都市青少年科学センターは,100点を超える体験型の展示品をとおして,楽しみながら理科・科学を学べます。子供たちが実際に物に触れ,体を通して体感し,科学を感覚的に理解でき,面白おかしく理科に触れ合えるように工夫がされています。赤ちゃんや小さなお子さんでも遊べるお部屋があり、親子で半日~1日は楽しむことができます。
アクセスや開館日、料金やイベント情報などは科学センターのホームページをご覧ください。無料駐車場あります。休館日は木曜日です。入場料は大人520円、中高生200円、小学生100円、乳幼児無料(プラネタリウムは別途料金が必要)です。
土日は京都市内に通学する小中高生の入場料及びプラネタリム観覧料が無料になります。
京都市青少年科学センター おすすめポイント
京都市青少年科学センターには様々な体験型の展示があり、楽しい施設です。子連れで楽しめるおすすめポイントをご紹介します。
展示品が面白い
とにかく展示品が面白いです。体験型もたくさんあり、「どうなっているのかな?」という仕掛けが子どもに触れてみたいと思わせ次々と触れたり体感して楽しんでいました。ほとんどの展示が空いていますが、待っても2,3組で5分くらいです。
展示品一つ一つに科学の説明がきっちりと書かれていますが、我が家の例で言うと未就学児や小学1年生にはまだ内容が少し難しいようでした。なので、科学を学ぶというより楽しみながら科学に親しむ、興味をもつきっかけ作りくらいに考えて楽しんでいます。
運がよければ館内に白衣を着た科学センターの先生を見つけることができます。科学的なことをわかりやすく子どもに説明してくれます。
続いて、観賞型の展示です。
展示品は約100種類あり、私が子どもの頃から変わっていないものもあれば、新しいのも随時追加されています。最近では2021年の12月よりドローン飛行の秘密を探る新しい展示品が追加されました。実際にドローンの操作を体感することができます。
屋内だけでなく屋外には沖縄の珍しい蝶を観察できる「チョウの家」や夏季限定「カブトムシの家」などがあります。
2度、3度と興味をもった展示の体験をしたがるのでゆっくり回ると最低でも半日は楽しめるクオリティーです。
子ども向けのプラネタリウムがある
プラネタリウムは暗くなるので子どもが泣いてしまわないか心配になりますよね。泣いても大丈夫なプラネタリウムや子ども向けのプラネタリウムプログラムがあるので親子連れでも安心して観覧することができます。
子ども向けのプラネタリウムが「はじめてのプラネタリウム」「ちびっこプラネタリウム」です。未就学児は無料です。また、土日は京都市内に通学する小中高生は無料です。
「はじめてのプラネタリウム」の投影時間は30分で泣いても席を移動してもOKというとても寛容なプラネタリウムです。(現在は新型コロナウイルス対策のため休止中)。「はじめてのプラネタリウム」なら泣いても大丈夫ですが、「ちびっこプラネタリウム」は子どもが泣き出したら、外に出るように促されます。
「ちびっこプラネタリウム」は4歳から小学2年生向けで投影時間は45分、子ども向けの内容です。内容は子ども向けで見ている方もほとんどの方が子ども連れの方が多いですが、子どもが泣き出したりぐずぐずすると職員さんがそっと横に来て「大丈夫ですか?」と聞いてこられます。
泣き止まないようなら外に出る必要があります。職員さんが足元を照らすライトで誘導して外に出してくれます。
長女は2歳のときに初めてプラネタリウムを体験し怖くて泣きました。その後長い間空けて小学1年生になってみましたがとても楽しんでいました。次女は4歳でデビュー泣くことはありませんでした。三女は8か月でのデビューだったのでやはり途中で泣いてしまい、最後まで見ることはできませんでした。
そこまで混雑していないのでゆっくり見ることができる
混雑していると待ち時間が発生したり、迷子になるリスクも増し心配になりますよね。その点、科学センターはそれほど混雑がなくゆっくり見ることができます。
平日は貸し切りかと思うくらい空いています。土日は平日より多少人は多く、人気の展示品だと2,3人待っていることはありますが、館内も広く展示品も多いので1か所が密になることなく一つの展示品についてゆっくりと見ることができます。(子ども達が次あれ行こっとどんどん次の展示品に向けて走り出しますが)。たまにはゆっくり解説なども読みたいなと思うこともあります(笑)
乳幼児スペースがある
様々な展示品ですが、まだ歩けない赤ちゃんや1歳くらいまでの子どもは楽しむのが少し難しいものが多いです。そんな小さなお子さんも楽しむことができるのが「親子サイエンスルーム」というスペースです。
科学を体感できる遊具を通して乳幼児親子が一緒に遊ぶことができるスペースです。靴を脱いで上がるのでハイハイ期やお座りの赤ちゃんも安心です。シャボン玉を作る機械や温もりのある木のおもちゃ、絵本や紙芝居などが置いてあり小さな子どもが楽しめます。
注意点としてはこちらのスペースの入場は未就学児までで小学生以上は例え兄弟でも遊ぶことができません。兄弟に小学生がいる場合には一角にある読書スペースで読書をして過ごすことになります。
こちらの部屋で「親子でパスッ!!」を発行することができます。
授乳室がある
上で書いた親子サイエンスルームの一角に授乳室があります。使用するには親子サイエンスルームの受付にいる職員に声をかける必要があります。
個室タイプではないため同時に利用申し込みがあった場合は他の方と同室授乳になります。しかし、今まで5回以上は使用しましたが他の人と一緒になったことはありません。注意点として、授乳室でオムツを変えることができません。部屋の張り紙にも「オムツ交換はトイレでお願いします」と書いてあります。これはかなり不便ですので気をつけてください。
ベビーカーの無料貸し出しがある
ベビーカーは荷物になるし、乗ってくれるかどうかもわからないので持っていくのをどうしようか躊躇することがあります。科学センターには持っていかなくても大丈夫です。
ベビーカーを無料で貸してもらうことができます。入場受付で申し込めばすぐに貸してくれます。ただ、館内には小さなエレベーターが1個しかないので混んでいると乗れなかったり、階をまたいでの移動に少し時間がかかることがあります。
入場料がお財布に優しい
子連れでお出かけすると何かと出費がかさみます。入場料は少しでも安いほうがありがたいです。
科学センターは乳幼児は入場料だけでなくプラネタリウムの料金も無料です。大人でも500円前後で入場できます。そして土日は京都市内に通学する小中高生は入場料、プラネタリウム観覧料が無料になります。
乳幼児に同伴する大人も1年間入館料が無料になる方法があります。詳しくは後述します。
飲食物持ち込みOK
飲食できるスペースがあるので、昼食をまたいで楽しむことができます。
2階のアイスクリームの自販機の前のベンチスペースと1階の親子サイエンスルームの前を通った奥のお部屋は飲食OKとなっています。屋外園でも食べることができます。ただし、食堂や売店はなくアイスクリームとジュースの自動販売機しか館内にはないので昼食を食べる場合は持参してください。
駐車場が無料
無料の駐車スペースが約30台あります。ホームページには混雑すると書いてありますが、今まで駐車できなかったことはありません。多少混んでいるときでも警備員の方がどこに停めたらいいか誘導してくれます。
様々なイベントある
展示品やプラネタリウムを楽しむ以外に様々なイベントも行われています。当日参加できるイベントは入り口に掲示されています。
当日参加できるものとしてはサイエンスタイムというものがあり、土日祝限定で様々な実験が行われます。
私が参加したときは液体窒素の実験でした。1階の小ホールのようなところで行われ誰でも参加できます(定員90名)。小さい子どもにもわかりやすい内容で4歳の次女も楽しんでみていました。
事前申し込みが必要なイベントは市民天体観望会や親子実験教室などがあります。あらかじめ科学センターを訪れる日が決まっているなら申し込んでみてはいかがでしょうか。ただし、事前申し込みが必要なイベントは応募者多数の場合は抽選となります。市民天体観望会は何度も応募していますが、当選したことはありませんので人気が高いようです。
隣に京エコロジーセンターがある
科学センターに隣接しているのが「京エコロジーセンター」です。地球温暖化やごみ問題、環境問題などを学べる学習施設です。学習型展示が主で小さい子には内容的に少し難しいかもしれません。期間限定で体験して学べる展示が置いてあることもありますので科学センター帰りにさらっと寄ってみてはいかがでしょうか。
大人の入館料が無料になる方法とは?
先ほど少しでもお財布に優しいほうがありがたいと書きましたが、大人の入館料も無料にできる方法があります。京都市内に通学している小中高生がいれば家族全員無料で入館することも可能です。
手順を詳しくみていきたいと思います。
親子でパスッ!を発行する
小学校入学前の未就学児を連れて来館すると入場料優待カード「親子でパスッ!」を子ども一人につき1枚発行することができます。発行は1階「親子サイエンスルーム」で行えます。
未就学児を連れて3回科学センターを訪れる
未就学児を連れて1回の入場で1個スタンプを押してもらえます。3個スタンプがたまると、つまり3回未就学児を連れて入場すると4回目からの大人の入場料がカードの発行日から1年間は無料になります。
4回目から大人の入場料が1年間無料になる
4回目の入場から大人の入場料が1年間無料になります。
・カード発行日から1年間が無料期間
・3個スタンプがたまった親子でパスッ!!1枚につき大人一人が1年間無料 従ってカードが2枚ある場合は大人二人が1年間無料になる
スタンプが3個たまったカードが2枚ある場合は大人二人が1年間無料になるので、京都市内に通学する小中高生がいれば家族全員無料で入場することも夢ではありません。
大人の入場料は520円なので1年間無料はかなりお得だといえます。我が家も無料になってからも5回以上は行っています。注意点としては無料になるのは乳幼児を連れての入場に限りますので小学生だけの同伴や大人だけの入場では無料になりません。
入館料無料の詳細についてはこちらの公式ホームページをご覧ください。
おわりに
京都で子連れで行ける穴場スポット「京都市青少年科学センター」についておすすめポイントや入場料が無料になる方法についてお伝えしてきました。混雑していなくて本当に家族で楽しめるので是非行ってみてくださいね。