ママの悩み 育児

「ママ私のこと好き?」と聞く娘 子どもへの愛情表現が不足?

2020年12月8日

普段から伝えているつもりだけど、親からの愛情が子どもにちゃんと伝わっているか心配になることがありませんか?私も二人の娘を愛情を持って育てているつもりですが娘の言動から「愛情が伝わっていないのかな?」と不安になりました。このブログでは普段の私の子どもへの関わり方を再考し、娘への愛情表現の仕方を見つめなおした記録となっています。お子さんへの愛情表現で悩んでいる方に読んでいただけたらと思います。

 

 

「ママ私のこと好き?」と聞く娘 子どもへの愛情表現が不足?

 

私には6歳と3歳の娘がいます。6歳の長女がある日から突然、毎日のように「ママ私のこと好き?」と聞いてくるようになりました。

 

「ママ私のこと好き?」と聞かれて不安になる

「ママ私のこと好き?」と聞かれる度に「好きに決まってるやん」と言ってギューッと抱きしめたりしていましたが、頭の中では「なんでそんな当たり前のこと聞くのかな?」「自分が嫌われてると思ってるのかな?」と娘への関わり方が悪かったのか不安になりました。

 

また、以下のような発言がありました。

 

・「家族で誰がいちばん好き?」

・「ママ 私のこと嫌いなんやろう?」

・「私、賢い?偉い?」

 

以前は「ママ大好き」と言われ過ぎて心配になったことがありました。詳しくは『「ママ大好きは愛情不足?ショック 娘が「死んでもいい」と言った』の記事をご覧ください。

 

ママ大好きは愛情不足?ショック 娘が「死んでもいい」と言った

 

夫に相談

夫に相談して、娘から「パパ私のこと好き?」って聞かれたことある?と尋ねました。すると

 

「一回も聞かれたことないよ。あくまで客観的に見てて、ママ(私のこと)は感情的になってることがある。叱ると感情的に怒るは違うからなあ」と。

 

夫の言いたいことは、私が子ども達に感情的に怒り過ぎているので、長女が「ママが自分のこと好きか不安になるんじゃないか」とのことでした。

 

最初の何回かは優しく言ってそれでも言うことを聞いてくれなかったり、自分の気分次第では感情的に怒ることがなかったとは言い切れません。怒りが頂点に達してしまうとしばらくはなかなか怒りがおさまらず、無視をしたりこどもに冷たい態度をとったりもしていました。

 

一方、夫は感情的になるということはほとんどありません。試しに娘達に「パパはあなたたちのこと好きやと思う?」と聞いてみたら迷うことなく、

 

うん、パパは私のことがいちばん好きやと思う。だって、いっつも可愛いって言ってきたり、顔にチューしてくるもん」と。

 

愕然としました。私はそんなに頻繁に娘達に可愛いとも言わないし、もう赤ちゃんでもないからとチューなどのスキンシップもほとんどしません。関わる時間は私のほうが長いので、確かに毎日、支度や片づけ、幼稚園の課題などで叱ってばかりかもしれません。

 

可愛いともそれほど言わない、スキンシップもそれほどなく怒ってばかりの母親に対し「自分は好かれていない」と思ったのでしょうか。

 

とはいえ愛情表現もしていました

怒ってばかりではなく私なりに愛情も伝えていたつもりです。

 

結果に関係なく頑張ったときはスキンシップを伴って褒めたり、寝る前は手を握ったりギューッと抱きしめたりしていました。

 

しかし、子ども達を傷つけてしまったこともあります。

 

叩くなどの身体的虐待こそしたことはありませんが、話しかけられてもそっけない返事、泣いていてもずっと無視、その日の気分次第で怒りの沸点が違うなどです。してはいけない、辞めようと思いつつも自分の気持ちを抑えきれず頻度は少ないですがまだしてしまうことがあります。それも長女が「自分が好かれていない」と思った原因かもしれません。

 

長女に理由を聞いてみました

「ママはあなたのことが大好きやで。なのに、ママ私のこと好き?って毎日聞くのは何故?ママがあなたのこと好きじゃないって○○(長女の名前)は思うの?」と尋ねました。

 

すると長女は以下のような理由を言ってくれました。

 

 

おおよそ予想していた通りでした。

 

ママは怒ってばっかり

確かに毎日のように叱っています。娘は怒ってばかりと言いますが、叱っているつもりです。以下は怒ると叱るの違いです。

 

「怒る」と「叱る」は、このような違いがあります。

怒るは、感情的に自分のイライラや怒りをぶつけるもの。
叱るは、相手のためを思いアドバイスをしたり注意をしたりするもの。

つまり、怒るは自分のために、叱るは相手のためにするものとも考えられます。でもこれは、相手の受け取り方によっても違うでしょう。いくら相手のためを思って「叱った」つもりでも、相手にとっては「怒られた」と受け取られる可能性もあります。

引用:ベネッセ教育情報サイト

 

 

「幼稚園の支度を早くして。脱いだものは脱衣所へ。食べたお皿は片づけて。お風呂上りは早く服を着なさい。食事中は遊んだらダメ」など当たり前のことばかりで特別なことでは叱っていません。兄弟喧嘩もうんざりするほど多いのですが私はなるべくどちらかを怒ったり関わらないようにしています。

 

「怒ってばっかり=ママは私のことが好きじゃない」と思ったのでしょうか。

 

ママは怒ってばっかりと言われて、

 

「○○(長女の名前)には大きくなって困ってほしくないから、ちゃんと色々なことをできるようになってほしいから怒るんやで。大事な私の子どもやから怒るんやで。誰でも怒るの嫌やん?悪者になるんやから。どうでもいい人には怒らないよ」

 

と説明しましたがまだほとんど理解していません。

 

その後も私が怒ると、拗ねたり、いじけたりするようになりました。

 

最近はこんなことがありました。長女が自分の赤ちゃんのころのビデオを見たいというのでみんなで見ていました。長女も赤ちゃんの時の自分をみて「瞼の上が赤い。可愛い」などと言って和やかに見ていました。ビデオを見終わったあと、長女が何気に悪気なくビデオカメラのレンズを手で触っていたので「何してるの!」と強く注意しました。長女の顔はみるみる曇り、私も何故いけないのか理由を説明しないとと思いレンズを触ってはいけない理由を説明しました。

 

しかし、長女の表情は暗いままです。そして、

 

「○○(長女の名前)の赤ちゃんのとき、全然可愛くない」と言い出してこたつに潜り込んでしまいました。夫と顔を見合わせて必死で「可愛いよ」と言いましたが、「可愛くない」と言い張ります。しばらくして長女が

 

「可愛くないって言った理由教えてあげる。絶対に誰にも言ったらあかんで。さっき、ママがカメラ触ったらあかんって怒ったから、○○(長女の名前)の赤ちゃんの時、可愛くないって言った」と。ここでも怒られたことにより、自分が可愛くないという発想になってしまったようです。

 

どうすれば叱ることが愛情をもって行っているかを理解してくれるのか。嫌いだから叱っているのではないと。

 

とにかく感情的にならないように、理由を丁寧に説明して、叱るようにしていきたいと思います。

 

ママは好きって言ってくれない

寝る前はほぼ毎日長女が

 

「ママ大好き」

 

と言ってくれます。それに私も

 

「ママも大好きやで」

 

と言ってギューッとしてから寝ます。ただ、すごく叱ったあとに長女が震える小さな声で

 

「ママ大好き」と言ってくることがあります。その時は叱ったあとで私もまだ気持ちが切り替えられず、「ママも好き」とは言わず、「ありがとう」と返します。すると長女が

 

「なんでママも好きって言ってくれへんの」と泣きそうになりながら言います。叱られたあとだから、私の愛情を確認したいんだろうなと内心では思いながらもなかなか怒りの気持ちが収まらず「ママも好き」と言ってあげることができません。

 

大人気ないと思います。

 

その時のことを思い出して長女は

 

「ママは好きって言ってくれない」と言っているんだと思います。どんな状況のときでも長女が「ママ大好き」と言ってくれたときは「ママも大好き」と返してあげたいと思います。

 

あっち行ってって言う

あっち行ってって言うのは、夜寝る時に私に抱き着いて寝るのですが、真夏などエアコンが効くまでは暑いので「暑い~」と私が一言言うと、私からさっと離れて、ベッドの端まで転がって行き

 

「ママ、離れてほしいんやろ。ほら離れたし。これでいい?」とあてつけのように言います。決して「あっち行って」とは言っていません。

 

「離れてなんて言ってないやん。暑いって言っただけやん」と言っても長女は納得できないようです。私が暑いと言ったことが自分がママから離れてほしいと言われたように感じたようです。

 

その時のことを持ち出して

 

「ママは寝る前、あっち行ってって言ったやん。だから私のこと好きじゃないんやろう」と言います。

 

私の言動をとらえて、否定的に解釈し、自分が私から好かれていないととらえることについてはその時、その時でフォローしていますが、頭を悩ませています。

 

長女が頻繁に私に「ママ私のこと好き?」と聞くのは長女自身が自分が愛されているかどうかに不安を感じていることは事実なので、愛情を持って育ててはいるつもりですが、伝え方や愛情表現そのものに改善点があるのかもしれません。

 

私自身は母親からの愛情表現を受けた記憶がない

私自身は短大まで行かせてもらい両親から育ててもらいましたが、記憶がある小学生から高校生までは心理的、身体的虐待を受けていました。叱るというものではなく怒鳴り散らし、人格の全否定(お前なんか橋の下で拾ってきた、死ね、殺す)、髪をつかんんで引っ張りまわしたり、本を何冊も重ねたもので頭をおもいっきり叩かれたり、バットを持って追いかけまわされたり、深夜まで外に放り出されて家の中に入れてもらえなかったり、数えあげればきりがありません。詳しくは「虐待の連鎖は絶対にしない 辛かった過去から 親を反面教師に」の記事をご覧ください。

 

虐待の連鎖は絶対にしない 辛かった過去から 親を反面教師に

 

両親から抱きしめてもらったり、励ましてもらったり、優しい言葉をかけてもらったり褒められた記憶が一切ありません。本当に一切思い出せませんし、なかったのかもしれません。

 

ある記憶は、叩かれたり人格を否定するようなことを言われて悲しくて悔しくて、、当時は息を止めたら死ぬかな。死んだら両親も悲しんでくれるかな。。と子どもながらに思い息を数十秒とめたりしました。当然、ずっと止め続けられるわけもなく。。

 

怒られた理由は

 

「部屋が両親が吸うたばこの煙で煙たいので煙たいと言ったら罵倒されて家を放り出された」

「毎日酒やたばこを買いに行かされるのでちょっと嫌だと言ったら殴られた」

 

何一つとして自分のためになることで叱ら(怒る)れた記憶がありません。理由を覚えていないか、親が気に入らないと怒られ叩かれました。

 

だから絶対に両親みたいになりたくはない、自分の子どもは愛情を持って育てたい、私みたいに人の顔色ばかりが気になるような大人になってほしくはない、天真爛漫に育ってほしい、そんな思いで子育てに向き合ってきたつもりです。

 

自分が愛情表現を受けずに育ったからといって自分の子どもに対して愛情をかけられないことはないと思います。自分が子どもの時はこうしてほしかった、それを子どもには精一杯してあげたいし、してきたつもりです。

 

褒めたり抱きしめたり、認めたり、子どもの喜ぶようなキャラ弁を作ったり、休みの日には遊びに出かけたり、など。

 

しかし無視をしたり、感情的に怒ったり、気分が一定しないことにより、子どもは愛されているか何かしらの不安を感じているのだと思います。

 

夫は両親にとても大切に育てられ、夫も両親に感謝しており、夫の両親のことをとても大切にしています。よく私に両親への感謝の言葉を口にします。愛情をもって育ててもらったからだと思います。そんな夫は娘達へも自然と愛情が伝えられるのかもしれません。

 

娘達が自信を持って

 

「パパは私たちのことがいちばん好きだと思う。でもママは?(本当に私たちのこと好きなの?)」

 

子ども達には私のように母親からの愛情表現を受けた記憶がないまま大人になってほしくはないと強く思います。

 

今後 娘への愛情表現で心がけたいこと

私も一人の娘の親としては6年目、二人の娘の親としては3年目です。来年には3人目が産まれる予定です。親としてもまだまだ成長中なので、次のようなことを引き続き心掛けたいと思います。

 

スキンシップ

1日1回寝る前のギューッと 「大好きやで」と伝えるのは子ども達が嫌がるようになるまで続けたいと思います。頭を撫でたり、泣いているときは抱きしめる、膝の上で本を読む、褒めるときは頑張った過程を思いっきり褒めるなど。

 

コチョコチョや、お相撲などスキンシップがとれる遊びは子ども達も大好きなので、どんどんやっていこうと思います。仕上げ磨きのときに、私の両足で子どもの手足を固定して磨くと喜びます。1,2歳のとき仕上げ磨きを嫌がるときに押さえつけてやっていた方法です。

 

話をよく聞く

子どもの話をよく聞くことを心掛けたいと思います。つい話に口を挟みたくなりますが、子どもの話していることをオウム返しするだけでも結構落ち着きます。

 

子ども「○○したかった」 大人「それはできないねん」ではなく

子ども「○○したかった」 大人「○○したかったの?」と。

 

気持ちに共感しつつ、できない理由はあとで言えば言いと思います。兄弟喧嘩のときもよくこの方法で話を聞きます。私の意見は言わずにとにかく話を聞く。ただ、一方の話を聞いてもう一方の子どもがエキサイトして話に入ってくると収拾がつきませんが。。

 

子どもの要求に少しだけ応える

忙しいときに限って子どもは

 

「これしたい。」

「あれしたい」

 

と言いませんか?色々やりたいことがたまっているときでも少~しだけ子どもの欲求に応えてあげると案外子どもは満足します。大人は先の見通しがたてられるので子どもが求めていることよりも優先順位が高いことをやりたいと思います。

 

ただ、子どもって「今」を生きている人だと思います。「今」が全て。だからほんの少しだけ付き合ってあげます。ただ、本当に無理なときは「○○してからね。」と見通しを立てるのでも全然いいと思います。

 

子どもの存在そのものに感謝する

「産まれてきてくれてありがとう」はなかなか照れくさくて面と向かっては伝えることができません。

 

6歳の長女が自分が赤ちゃんの時のビデオを見たがるのでビデオを見ながら産まれてきてくれたことへの感謝の気持ちを伝えました。また、最近「何でパパとママは私のこと産もうと思ったん?」と聞かれました。私は

 

「なかなか子どもができなくて、諦めていたときに子どもができてほんまに嬉しかったよ」と伝えました。

 

「そうなんや」と長女は少し照れくさそうにしていました。

 

撮りためたビデオの量がすごいことになっているのでまとめつつ、子ども達と一緒にみて小さかったときの思い出など色々話ができたらと思います。

 

悩んでいたときにふと本屋で見かけて読んだ本です。

 

 

子どものありのままを認める、子どもに寄り添うということはどういうことか、子育てに重要なのは「待つ」ことだと共感できる部分もたくさんありましたが、叱らないでとにかく子どもを可愛がりなさい、という著者の教えは少しハードルが高いと感じました。

 

無視や感情的に怒ることはやめる

怒ったときの無視や感情的に怒ることはやめようと思います。これまでにも何度もやめようとは思っていますが、なかなか徹底できず、、

 

過去のことを持ち出してねちねちと怒ることもあり、、叱るときは短くその時のことだけを叱ろうと思います。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。子どもへの愛情表現について色々と考察してきました。書きたいことが上手くまとまらず、支離滅裂な文章となったことをお許しください。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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ほんわかママ

小学生2人と未就学時の女の子を育てている40代主婦  投資、ポイ活、節約で教育資金と老後資金を貯める 2022年家族 5人NISA 開始 子育て全般、お得情報、投資、その他もろもろ発信する雑記育児ブログです。

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